わかば内科クリニック

Tel:045-465-4897

診療案内Information

診療科目

一般内科 老年内科 訪問診療

老年内科

老年内科について

ただ単に高齢者を診療するのが老年内科ではありません。高齢者の特徴を理解し、適切な医療を実践してまいります。また、高齢者の生活上の問題点を見つけ、看護師・薬剤師・ソーシャルワーカーなどの様々な職種と連携し、解決を目指してまいります。

フレイルとは

フレイルとは「加齢に伴う予備能力低下のため、ストレスに対する回復力が低下した状態」です。
なかなか理解しにくい言葉ですが、健常者と要介護のあいだの状態と言われます。高齢化社会においては要介護状態にならないように、早めにフレイルに気付いて、対策することが重要です。

ポリファーマシーとは

「ポリ(多い)」+「ファーマシー(薬)」で「多くの薬」という意味ですが、単に薬剤数が多いことではなく、薬によって不快な症状が出てしまう、飲み残しが多くきちんと薬が飲めなくなっている、複数の診療科から効果が同じ薬が出されるなど、薬に関連する問題すべてを含めてポリファーマシーと言います。例えば、複数の病を抱えていた場合、臓器別の診療科がそれぞれ診ると足し算の治療になって薬が増えすぎるなど、かえって患者様の不利益になることがあります。当院では、このポリファーマシーの解消に向けて、薬剤師とも協力して、時に引き算の治療をすることもあります。

認知症サポート医とは

「認知症サポート医」とは、日頃の診療のなかで認知症のご相談にのり、必要に応じて専門医療機関の紹介などを行う医師です。
認知症は誰にでも起こりうる脳の病気です。
認知症の中には、脳腫瘍や甲状腺ホルモンの異常など、治療可能な原因がある場合や、一時的な症状である場合があります。
早期に発見し、症状の軽い早い段階から介護や治療を行うことにより、その後の進行を遅らせたり、行動や精神面の問題を防ぐことができます。
気になる症状があったら、ぜひご相談ください。

老年内科で取り扱う病気

よくみられる病気としては、糖尿病・高血圧・脂質異常症などの生活習慣病、同疾患による動脈硬化の促進によって併発する重度な合併症(虚血性心疾患[狭心症・心筋梗塞]、脳血管障害[脳梗塞・脳出血・くも膜下出血]など)のほか、認知症、加齢に伴って起きやすくなる筋力の低下(サルコペニア)、関節・骨の変形による疾患(変形性関節症、骨粗しょう症)があります。
また、不眠症等の睡眠障害、肺炎(誤嚥性肺炎)など、日常生活を過ごす中で起きやすい疾患についても対応いたします。

以下のような症状があれば、一度ご相談ください

  • 症状がひとつではないので、どの診療科にかかればよいか分からない
  • 物忘れが気になる
  • 体力の衰え、筋力の低下が気になる
  • 歩行時に身体が安定せず、転びそうになることがある
  • 現在、複数以上の診療科を受診している
  • 服用する薬の量が多くて困っている

など